はじめまして。
株式会社ファーストの代表取締役の青木です。
私がこの会社を立ち上げた理由として、私は以前、大塚の折戸通りという場所で台湾料理屋を経営しておりました。
その際に必ずつきまとうのは、原価率という問題が必ずつきまとっていました。
ただ、原価率を下げて、悪かろうそれなりの仕入れをするとお客様は離れていき、よかろう良い物を仕入れるとなかなかグランドメニューとして確立しない。そんな毎日を過ごしていました。
もちろん周りの飲食店の諸先輩方にも当時意見を聞きまくりましたが、やはり同じ問題を抱えておりましたので、どうにかならないかと試行錯誤しているうちに、ある会社から手伝って欲しいという依頼が来ました。
自分は何かヒントがあるのではないかと思い、その会社を手伝いながら台湾料理屋をやり始めました。
その会社を手伝ううちに、その会社の母体が八百屋でしたので市場に出入りする事が多くなりました。その中で市場内で起きている大きな問題がある事に気づきました。
その問題とは『生産者がバカをみてる時代になっているという事』つまり、生産者さん達が野菜や果物を作ってくれるから売れる仕組みがあると思うのですが、いつの間にか、売る側の方が立場が上になっていて、生産者さんが正当な評価や対価をもらっていない事に気付きました。
なので、まずはその問題を解決しない事には原価率を下げるという問題は解決しないと思い、こんなご時世ですが、思い切って会社を設立する事にしました。
株式会社ファーストはこのコロナ禍ですが、生産者さん達の立場に立ち、生産者さん達がより良い環境で仕事ができ、より良い物を作って頂ける様なお手伝いをしていくのと同時に、各消費者さん達にも『こんなに良い物がこの値段で!こんなに良い物がまだあったんだ!』という新しい発見をして頂きたいと思い、生産者さん達と消費者さん達をダイレクトにつないでいくお手伝いもさせて頂こうと思っています。